モータースポーツの情報を配信する『motorsport.com』は、ホンダが2024年に最大で22回のプライベートテストを実施する計画があると伝えた。
コンセッション
グランプリコミッションは、昨年11月にプレミアクラスの優遇措置制度、コンセッションシステムの改訂を発表。シーズン終了後に成績を基に最初の評価が下され、ホンダはヤマハと共に『D』ランクに区別されたことから、テストライダーだけでなく、レギュラーライダーがどのサーキットでもプライベートテストが可能となった。
但し、テストルールに従い、グランプリ開催2週間以内に、当開催のサーキットでテストを実施することは許可されず、年間で使用可能なタイヤ本数は最大で260本まで。
2月1日からマレーシアのペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるシェイクダウンテストにレプソル・ホンダ・チーム、カストロール・ホンダ・LCRとイデミツ・ホンダ・LCR、モンスターエナジー・ヤマハが各メーカーのテストライダーとルーキーライダー(ペドロ・アコスタ)と共に参加を予定。
プライベートテスト
2023年シーズンのコンストラクター部門で2年連続して最下位に終わったホンダは、低迷からの巻き返しを目指し、1月24日から2日間、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで今年最初のプライベートテストを計画。スーパーバイク世界選手権に参戦する複数のチームとの合同テストとなり、昨年テストライダーとして契約を更新したステファン・ブラドルが開発プログラムを継続。
チーム発表会
レプソル・ホンダ・チームは2月13日、カストロール・ホンダ・LCRとイデミツ・ホンダ・LCRは2月15日にチーム発表会を計画。ホンダ機のカラーリングを披露する。