サーキット

Petronas Sepang International Circuit

マレーシア政府が首都クアラルンプール郊外に位置するクアラルンプール国際空港の近郊に、近代化政策の一環として1億米ドルを投じ、2,300エーカーの敷地にショッピングセンター、ホテル、ゴルフコース、複数のスポーツ施設と共にセパン・インターナショナル・サーキットを建設。僅か14ヶ月で建設が完成すると、過去に開催されていたシャー・アラム・サーキット、ジョホール・サーキットに替わって、翌年の1999年から『MotoGP™世界選手権』とF1世界選手権を毎年開催。

最初の2年間は4月に開催されたが、2001年からフライアウェイ・ラウンドの3連戦の1つとして毎年10月に開催。赤道に近い立地から高温多湿であるため、ライダーたちはシーズンで最も過酷なレースを強いられる。

毎年5万人程度の観衆を集めていたが、2009年に2倍の10万人に膨らむと、2015年には初めて15万人を突破。

2016年10月、マレーシアGP開催期間中に、セパン・インターナショナル・サーキットとドルナスポーツとの間で、2017年から5年間の延長開催に関して合意し、2021年までの開催が決定。

21年連続の開催が予定されていた2020年は、新型コロナウイルスの影響を受けて開催をキャンセル。

2021年は、シーズンの18戦目として10月31日に決勝レースの開催を予定する。

Sepang MotoGP™ Official Test Track

サーキットスペック

  • 全長距離

    5.54Km / 3.44 Miles

  • コース幅員

    16m / 52.49ft

  • 最大直線長

    920m / 3018.37ft

  • 右コーナー

    10

  • 左コーナー

    5